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今月の雑談(2004年10月)

image200410_05  先月の「今月の雑談」で宣言してしまいましたので、お約束どおり、今月の小ネタは隅田川の屋台船です。

 まずは一言、「いーでしょう!羨ましいでしょう!」

 左の写真からもお分かりいただけますように、屋台船と言えば赤提灯、赤提灯の下で何をするかといえば、ご想像の通りです。

 まず、どんな企画かといいますと、以前もちょっとだけ話題に出したことがあります「日本コンクリート工学協会」の関東支部若手技術者・研究者の委員会がありまして、末席ながら私も参加させていただいております。
 あまり関係のない話ですが、「コンクリート技士」の資格も持っています。聞けば山梨県内には200名程度しかいないようですね。コンクリートの配合設計(混ぜ物・混ぜる量で強さや機能が変わります。この辺は奥が深いです)も出来ますよ!(建築の業界では、「配合」と言わずに「調合」というようですね。)
 で、勉強会の一つとして歴史ある橋梁群を見て歩こうということになったのですが、バスなどで見て歩くのはちょっと難しいので、船を借りてということになりました。
 まあ、屋台船しか思いつかなかったのですが、船だけ動かしてもらいたいとお願いしていたのが、なぜか食事+αも用意されていて、幹事ですら面食らっていたようです。私も食べ物を粗末にしてはいけないと教えられながら育てられてきましたので、感謝しながら頂きました。

 集合場所は、ドラマ・金八先生の冒頭部分で有名な荒川の土手でして、そこが屋形船・濱田屋さんのお店の目の前になっています。久しぶりに愛器EOS-3を手に取り、超広角の出番とばかりに写真撮影です。
 今回は専門の先生にお越しいただいての勉強会(本当に勉強会なんですよ)ですので、歴史ある橋を通過するたびに船を停めてもらい、屋根に上がって説明してしていただきました。
 その地域・地区に根ざした名前や建設当時の歴史など、意外に東京のインフラも古いものが利用されているものだと、敬服してしまいます。基本的には関東大震災の復興事業として設置された橋梁群と言うことなので、その歴史の古さは一目瞭然です。山梨は以外にインフラの意味では新しいものが多いので、たとえば山梨の近代化遺産は数えるほどしかないという言い方も出来るのですが、東京や横浜はこういった意味でも歴史が残っているんですね。
  なんといっても、今回の一番の想い出は「勝鬨橋(かちどきばし)」です。名前は本当に多くの方が知っていると思いますが、私は「こち亀」に登場する勝鬨橋の話が記憶に残っています。まさか下か眺めることが出来るとは思っていなかったので単に学術的な勉強会というだけではなく、貴重な体験でした。

 今は、公共土木部門にはいわゆる意匠設計(デザイン)をする人はほとんどいません。実質は経済構造設計のみなので、地域や歴史に根ざした構造物と言った観点で作られていないのが残念ではあります。(経済性を考えると問題はないのですけどね。)

 といったところで、今月はお開きとさせていただきます。

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