今月の雑談(2003年12月)
一応、一年の終わりなのですが、なんとなく寒いような暖かいような、なんともいえない日が続いています。今回は、別の写真撮影の仕事が入っていたこともあって、久しぶりに白州界隈をうろうろとしてきました。
時間には余裕があったので、ちょっと清泰寺さんにお邪魔しました。清泰寺さんにはいくつかの県指定・町指定の文化財がありますので、町内でも有数の見所といえます。桜の季節にはその庭園の美しさゆえに訪れた方も多いのではないかと思いますが、やはり、こういったオフシーズンに行くというのが私の好みなのでスミマセン。
個人的には文化財はもちろんですが、茅葺の門に圧倒されてしまいまして、大きなカヤの木となす荘重さは一見の価値ありだと思います。
あまり時間が取れないので、この日は、清泰寺さんのほかに、下教来石・上教来石地区の地区名の語源となっている「経来石(へてこ石 経→教に変化)」、大武川地区の力石、山口諏訪神社などを目指そうかと思いましたが、実際に行けたのはへてこ石のみでした。ちょっと草むらの中になってしまっていて、「地名の起こりを知る、全国的に珍しい石である。」(白州町HP)という石がちょっともったいないかな?と思ってしまいました。
そんなこんなで昼になってしまいました。昼食はコンビニ弁当と決めていましたが、前から気になっていた「ワンマイル」さんにお邪魔させていただきました。当然、オーダーは蕎麦です。知ってました?それは旨いですよ。
まず、蕎麦だけを汁をつけずに食べます。水分が絶妙なバランスで含まれている蕎麦というと変かもしれませんが、ちょうどいいんですよね。そして、汁をつけて食べます。ドローです。蕎麦も汁もどちらも勝たず負けずのいいバランスですねー。とうとう、最後まで薬味なしで食べてしまいました。その後、薬味も単体で食べてみましたが、これもGood!でも個人的には、なしでもo.k.です。どちらかと言えば楽しむためには特になくてもいいかな?という感じです。そして、(個人的に)待望の蕎麦湯です。いったん汁とのものを飲み干した後、蕎麦湯だけで飲むと、これまた良い感じ。水の良さは言うまでもありませんが、鼻を裏からくすぐるように通り抜けていく爽やかさがあっていいですね。蕎麦湯も飲みきり、ご馳走様でした、という流れで昼食が終わりました。
私が食べ始めた頃には、十数人(といっても店はこれでほとんどいっぱいくらいになってしまう)の団体さんがいらっしゃって、オーダーは全員お蕎麦でした。車のナンバーは確か「三重」だったような気がします。蕎麦好きにはいいお店ということなのでしょうね。
で、店を出たら途端に同級生の父君、 井上しいたけ園の井上さんに久しぶりにお会いしました。井上さんは十割蕎麦をこの何年かやっておられまして、かなり軌道に乗ってきているようです。(ワンマイルさんとは全然別です。)道の駅はくしゅうでも販売していますが、以前食べさせてもらったお蕎麦はこれまた絶品でした。
話をいろいろと伺ったわけですが、蕎麦の作り方、といっても畑の段階から口に入るまでのいろいろなプロセスが味にかなり影響することを教えてくださいました。同じ味を出すというのがかなり難しいようで、かなり苦労されたようです。ただ、もうしばらく(結構?)前に還暦を迎えられているのに、元気ですね。気分が若いと、年齢を感じさせないというのを身をもって教えてもらっているような気がしました。井上さんいわく、「年は取るんだから、60歳の次は59歳、・・・」年の重ね方というのは、自分で決めるものなんですね。あきらめは敵ということですね。
「なにを蕎麦くらいで」とか、「こっちの蕎麦のが旨いぞっ!」おっしゃる方が多々おられるとは思います。ふと思えば、タバコを吸っていた頃にはまったく分からなかった味が分かるということに感動してしまっている方が強いかもしれません。蕎麦も旨いし、水も旨い!いいこと尽くめですよ。食べることが楽しいのはいいことですね。
今回はプロビア100Fを使ってみました。本当はもう少し寒そうな雰囲気なんですが、なんか夏みたいですね。でも、色鮮やかなので、風景写真の楽しみが増えますね。少しは、シャッター速度で泣くことも減るかもしれません。
今年は、熊などが標高の低いところまで来ているそうですので、十分お気をつけください。警告看板もでています。対策は十分に。
では、また来月。
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