今月の雑談(2003年10月)
いよいよ秋になりました。と、書くのが普通ですが、今年は9月になってからが異常に暑かったですね。ようやく涼しきなって来ました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、昔の方はよく言ったものですね。本当にそのとおりでした。
9月といえば、リクルート社で運営している情報サイト"AllAboutJapan(オールアバウトジャパン)の「癒しのたび」コーナーで白州が取り上げられていることもありまして、尾白川渓谷の紹介リンク先が「白州みちくさ案内」にしてくださっていました。「白州お出かけコメント」にS.S.さんが書いてくださっていましたが、やはり神蛇滝の美しさは特筆モノのようですね。
さて、私といえば、精神的にも肉体的にもかなり極限状態に近い状態が続き、そろそろ悲鳴を上げたいところですが(笑)、そんなことを言っていても始まらないので、バシバシと片付けているところです。「休みが欲しいよ~」。この文章も新宿からの帰りの「かいじ」で書いています。
そんな中で、今回は徳島県への出張がありましたので、今月もまた、他地域レポートになってしまいます。ご容赦ください。
ちょっとややこしくなってしまいますが、出張先は徳島市だったのですが、飛行機と宿の手配の関係上、高松空港着の高松市内宿泊、仕事は汽車で移動の徳島市内でした。
宿は高松駅周辺にとっておりまして、高松空港からはバスで移動。40分ほどです。びっくりしたのが、高松駅(JR)と私鉄の琴電の駅(高松築港駅)と高松港が歩いていける範囲なんですね。駅前からそのまま歩いて港に行き、瀬戸内海の島などとの連絡フェリーに乗り換えることができる距離です。こういった交通が分断されていないのは、便利でいいですね。余談ですが、高速バスも大阪や神戸行き(夜の新宿行きも含め)も結構あるようですね。
徳島と高松の往復は電車!と思っていたのですが、行ってみると汽車(ディーゼル車)でした。高松駅に乗り入れている線がいくつかあるのですが、高松~徳島間の高徳線は単線の非電化区間でした。そんなことは驚くに値しないと言われそうですが、小海線に乗ったときに下ってくる最中にエンジンを切って惰性で降りてくるという記憶があまりに私の中で大きいため、ディーゼルというとなんかドラマがあるのでは?と期待してしまうのであります。
そうそう、出発前にどこからともなく「瀬戸の花嫁」が聞こえてくるんですよね。「タララ~、タラララ~、タララ~ララ~ラ~ラ~~」って。列車の出発の時に流れる音楽が「瀬戸の花嫁」なんですね。思わず、「へぇー」っと、つぶやいてしまいました。
それと、電車のドアの開き方がはじめてみたのですが、戸袋の中に納まる形ではなく、ワンボックスカーの引き戸(?)のような感じで開くんですよね。あまり混まないせいもあるかもしれないですが、なんかすぐに苦情が出そうな形式が普通に受け入れられているのは、こちらの方の人柄の良さかもしれません。
そして出発。雰囲気とすれば、身延線といった感じでしょうか。かなり加速はよく、ぐんぐんと速度を上げていくのですが、市街地を走るときは、なんとなく爆走する江ノ電といった雰囲気です。ディーゼル車ゆえにエンジンの回転数が直に分かるので、その速度感も電車よりリアルです。
徳島市内での仕事は無事(話すとかなり長く、しかもかなり難しくなるので一部省略、ではなく、「全略」。そういえば、以前「全略」の2文字だけが書かれた年賀状をもらったこともあったっけ)終了しましたが、街歩きの醍醐味を覚えてしまった身としては、ただ帰るわけには行きません。とはいえ、時間もあまりないので、一路「阿波踊り会館」へ。毎日の公演や踊りの指導もあるようでして、もう少し時間があれば良かったのにと悔やまれるところです。眉山という山の前に建物があり、ロープウェーの発着所も兼ねています。3時間くらいあれば、ロープウェーと阿波踊りの公演とお土産選びとができたのですが、そこまでの時間もないので、お土産だけ見て帰ってきてしまいました。
高松市内に戻り、高松駅周辺の散策が少しだけできましたが、やはり瀬戸内海ということもあって、目の前に島があります。近くの海といっても東京・神奈川・静岡、あるいは新潟といっても、小島が点在することはないので、これまた「内海」というべき風景です。思えば、四国に足を踏み入れるのもこれで3回目。しかも全部仕事がらみです。ゆっくり見たいと思いつつも、いまだにかなわぬ願望です。高知県にはまだ行ったことがないので、四万十川の清流を眺めるツアーにでも参加したいですね。
最初にも書いたように、高松駅は港に隣接する形となっています。行き先は様々で、フェリーから大型車やトレーラなどが顔を出すのを見て、人や者の行き来をしばらく眺めさせてもらいました。高松港発で女木島、男木島へと向かう小さなフェリーの脇には、なにやら可愛らしい絵が書いてありました。鬼です。そして、桃太郎です。フェリーの行き先をよく見ると、書いてありました。「鬼が島」。知らぬということは恐ろしいことと日ごろ思ってはいましたが、全然知りませんでした。目の前に「鬼が島」があるなんて。反面、新鮮に驚くことのできる幸せを感じることができているのかもしれませんが。そういえば、長野県の南部にある「寝覚ノ床」に行くまで、そこに浦島太郎伝説があることを知らなかったっけ。いつも反省ばかりです。
港自体は割合にオープンなスペースとなっていて、誰でも自由に入れる公園です。ただ、売店などの観光目的施設はほとんどなく、むしろ市民の憩いの場所といった感じでしょうか。それゆえか、多かったのは高校生のカップルです。お邪魔しないようにしているのはもちろんですが、山里出身の身としては、ブラウン管に映し出されるだけの夢のような環境が身近にあることがうらやましく感じられます。
さて、そろそろ話をまとめねばなりませんが、今回の初体験は「サントリーの天然水・阿蘇」です。パッケージデザインは南アルプス天然水とほとんど同じコンセプトで、私は南アルプスのつもりで買ってしまい、味の違いで初めて気がついたくらいです。味の違いといえば、「南アルプス」は、さらさらと口そして喉を輝きながら流れ落ちていく感じですが、「阿蘇」はもう少しゆったりと、そしていくらかの重厚感を感じさせながら落ちていくといった感じです。サントリーのコマーシャルは、熊本が舞台となって撮影されているものもあるようですね。
10月中旬からはいよいよ紅葉のシーズンとなりますが、今年の冷夏と残暑の影響はどのように出てくるのでしょうか?しばらくは、様子見ですね。
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