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今月の雑談(2003年9月)

0309_01 今回は、「妻籠宿を歩く」の巻です。単に「そばが食べたい!」という衝動に駆られて長野まで足を伸ばしたので、寄ってきました。ということなんですが。
 妻籠宿は、長野県の南木曽村にあります。細かい話や深い話は他のサイトに譲りますが、妻籠の存在を知ったのは、恥ずかしながら、弟の学校行事で妻籠に行ったという話を聞いたときが最初で、それまではぜんぜん知らなかったんです。一度弟に案内してもらいながら行って以来、5年ぶりくらいの再訪となったわけです。

0309_02   しかし、多いですね。観光客の方が。もちろん有名であることは間違いないですが、逆にシンボリックなものがあるかというと、そうでもない感じなんですね。全体が何かを醸し出している感じなんです。一つ一ついろいろとこだわりがあるような場所であります。だからこそ、「街」が成り立つんでしょうね。

 お蕎麦は別のところで頂き、すでに満腹でいい気分で歩いておりました。この「歩いて」というのが味噌で、車は時間内は乗り入れられないような規則になっているようです。ですから、否応もなく歩くしかないんですが、「車に乗りながら」というのは得てしてすべての事柄を見落としてしまうため、逆に好都合ですね。車の往来に気を使わなくてもいいのも良いですね。

0309_03  余談ですが、お蕎麦の話は今回笑い話でもないんですがちょっとしたエピソードがありまして、最初に寄ったお店で、お店の方(駐車場の誘導の若い方)に「ここのお蕎麦は美味しいですか?」と聞いたら、自分はここでは食べないということを仰ってましたので、モノのついでとばかりに美味しいお店を教えてもらって、そちらで食べました。こだわっているんですね。長野といえば蕎麦、山梨といえばホウトウになるわけですが、こだわりがあるのはどちらの県も同じですが、山梨県民がホウトウを食べるのは家庭での味にこだわりがあるように見受けられる反面、長野県であの店の蕎麦が美味い!と言い切ってお気に入りのお店を紹介してくれるのは意外でした。お店で食べるもんなんでしょうか?

 さて、話を戻しましょう。夕立を心配しながらですが、とりあえずはすべて歩いてみようかと、現地の案内図を見ながらルートは決定。といっても、ほとんど一本道なので、自分の現在地を確認しただけですが。雰囲気は前回の訪問の折に一応わかっていたので、今回は細かいところを見てみようかというつもりで見てみました。右の写真の「お品書き」は、情緒たっぷりで非常にわかりやすい一品(逸品)となっています。地域全体が景観の統一ということもあってか、近代的なものは道路標識くらいとなっています。

 妻籠宿も単純に観光地化された、あるいは観光目的の街道宿ではなく、そこに居られる方の生活と共存する形になっているようです。歩きながら見つけたモノの写真をいくつかご紹介しましょう。一番左は消火用器具の収納庫です。一般には、例のあの赤いボックスですが、ここで見かけたいくつかはいずれもこういったタイプでした。2枚目のタバコの看板は、これは手作りのようです。プラスティックの看板は、気づかなかったのかもしれませんが、ほとんど見かけませんでした。3枚目は、郵便ポストです。「書状集箱」と前面に書いてあります。ただし、受け口のところは「POST」の4文字が並んでいます。頂けないのは、その奥に見える某宅配便の昇り旗ですね。4枚目から6枚目は家々の郵便受けです。4枚目と5枚目のものは既製品のポストにそれぞれ装飾と塗装を施したものです。このあたりの細かいところまで気遣われているといったことでしょうか?

 多くのお店の軒下にはいろいろな花が飾られています。いろいろな花が飾られているんですが、花受けが多様ですね。販売しているものもありましたが、こういったところを、逆に統一していないのは面白いですね。

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